弁護士に交通事故示談を依頼したらどうなる?

 うっかり交通事故を起こしてしまった場合は、示談にしたいと考える人もいますが、弁護士に交通事故示談を依頼したらどうなるか気になる人もいることでしょう。
弁護士に交通事故示談を依頼する流れとしては、怪我が治った場合は弁護士が裁判基準に従い、依頼者の方に生じた休養損害や慰謝料などの損害を計算したうえで示談交渉を行います。加害者側の保険会社担当者と交渉したうえで、依頼者の人が満足する金額になると示談が成立します。交渉の期間としては二週間程度ですが、長引くと二か月くらいかかることも多いです。

 損害額が大きくなればなるほど、保険会社との交渉も難しくなるので期間が長引くと考えた方がいいでしょう。
交渉をしたけれど示談が成立しない場合もありますが、その場合は法的手続きをとる必要があります。裁判所に訴えを提訴した場合は、解決まで一年から二年くらいかかることもあるので注意が必要です。

平等

 交通事故で後遺症が残った場合の示談交渉としては、弁護士は裁判基準に従って損害賠償計算をしますが、後遺障害等級が認定された場合は、後遺症が残ってしまったことに対する慰謝料や免失利益の交渉もできます。示談交渉については二週間程度ですが、長引くとやはり二か月以上かかることも多いです。

 交通事故示談を弁護士に依頼する時の費用は、着手金と報酬金があります。着手金は依頼時に発生する費用で、報酬金は成果に応じて発生する費用です。弁護士の費用は自由化されているので、依頼する前にホームページなどで確認しておくと、後でトラブルになりにくいです。

正義の天秤

 弁護士に交通事故示談を依頼する時の注意点としては、詳しい事故状況を伝え、過失割合がどれくらいなのかも詳しく話すことが大事です。被害者が怪我をしている場合は、医師の診断や通院状況を詳しく報告するとスムーズに交渉ができます。

 依頼者が弁護士費用特約付きの保険に加入しているかも重要で、保険に加入していれば費用の多くを負担しなくても大丈夫です。
弁護士費用特約が使える交通事故弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。被害者請求のサポートや交通事故賠償問題の全般のアドバイスやサポートを受けられると思います。弁護士というと気軽には相談できないイメージがあるかもしれませんが無料相談をしてくれる弁護士も増えてきています。自分の権利、尊厳を守るためにもつらいこと、理不尽なこと、法的なことは弁護士に相談してみることをおすすめします。